このたび、私たちは「株式会社セルズホールディングス」を設立し、持株会社体制へと移行いたしました。これは、私たちがこれから先の10年、20年を見据え、より強い経営基盤を築くための重要な一歩です。
ホールディングス設立の背景
セルズはこれまで、社労士業界の業務を支える製品・サービスの提供を通じて、多くの事務所の皆さまと歩んでまいりました。
創業から約30年が経過し、製品や組織の規模が拡大する中で、「開発・サービスの現場に集中できる環境」と「経営全体を最適化する仕組み」を両立させることの必要性を強く感じるようになりました。
こうした課題に対応するため、経営と現場の役割を明確に分離し、グループ経営に専念する機能としてセルズホールディングスを設立しました。
グループ経営の使命
ホールディングスが担うのは、グループ全体の最適な意思決定と、経営資源の戦略的な再配置です。
事業会社である株式会社セルズが、顧客への価値提供に集中できるよう、私たちは人事・経理・法務・財務・経営企画といった管理機能を集約し、専門性とスピードを高めています。
また、今後の成長領域である新規事業や業務提携といった取り組みも、ホールディングス主導で推進していく計画です。
AI時代に、社労士と顧問契約を結ぶ価値とは
AIの普及により、労務管理に関する一般的な相談は、誰もが手軽に調べられる時代になりました。
そのなかで、顧問先が社労士と顧問契約を結ぶ本当の価値とは何でしょうか。それは、顧問先が経営判断の質を高めるためのアドバイスであり、訪問した際に交わすたわいのない会話や雑談のなかにこそあるのではないか。私たちはそう考えています。
労務管理の専門家として、顧問先の経営判断の質を高めるために何ができるのか。私たちはプロダクトを通して、社労士のためのサービスを研究してまいります。
私たちが目指す未来
「社労士と企業の顧問契約がスタンダードな社会の実現」というビジョンは、グループ全体に共有されたビジョンです。このビジョンを実現するために、「かゆいところに手が届くあなたのためのソフト」を開発し、労務管理をアップデートすることが私たちのミッションです。
ホールディングスは、この理念を実現するために、各事業の独立性と柔軟性を尊重しながら、グループ全体の力を最大化する経営を追求していきます。
結びに
ホールディングス体制への移行は、単なる組織再編ではありません。
それは、より強い会社をつくるための「経営の意思表示」であり、変化を恐れずに次の挑戦へ踏み出すための準備です。
今後も、変化の激しい時代においてもぶれない価値を提供し、社労士業界の進化を支える存在であり続けるため、グループ一丸となって歩んでまいります。
今後とも変わらぬご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
株式会社セルズホールディングス
代表取締役
加藤 雅也